2015年07月13日

石虎堂取り扱いブランド紹介シリーズ 〜ホイールのCBT社篇〜

台湾の第二都市・高雄市にある手編みホイールブランド「CBT」。
http://www.sekkodo.com/wheel

20年近くコーヒー豆の貿易と加工を行ってきた会社が経営母体という、ユニークな経歴を持つブランド。

そこの社長さんがロードバイクにハマったは良いが、当時は体重が100Kgオーバーの巨躯。
そして台湾は日本並に山の多い島国である。
必然的に軽量なヒルクライム用ホイールを入手したくなる訳だが、
買おうにもお店からは「その体重だと危ないよ!」と断られてしまう始末。

そこで社長さんは「自分でも使える軽量ホイールを自分で作ってしまば良い!!」という結論に達する。
ものすごいバイタリティである。

ハブを独自開発し、厳選したパーツを手組みする事で軽量かつ、
社長の体重にも耐えられるアルミクリンチャーホイール「AR2701」が完成したのが2012年。

当初は「AR2701 エンジェルリング」という名称だった。
由来は「社長の様なデb…巨躯でもまるで天使の様にスイスイ登って行けるから」との事。

口コミでじわじわと広がり、とある台湾の有名選手が使用した事から台湾で爆発的な人気を獲得。
今では台湾のヒルクライムレースに行くと、まるで日本国内でのSHIMANO WH-9000-C24並に
あちらこちらで見かけるまでにシェアを広げる事に成功。

ちなみに台湾ではシマノホイールは割高なので、日本ほどは見かけない様子。

現在ではAR2701は第三世代の「AR2701 LITE-CL」となり、
今でもCBTホイール群の中で一番売れている。

税抜定価99000円で合計重量1400gというのも十分素晴らしいが、
前後のハブに各4つ仕込まれている日本製セラミックベアリングが生み出す
安定性の高いスムーズな回転が、重量以上にヒルクライムのしやすさに貢献している。

リムハイトも27なので、平坦でも活躍する。
台湾のヒルクライムレースの特徴として、
スタートにまず数キロの平坦区間が設けられている事が多いため、
平坦にも強い軽量ホイールに人気が集まりやすいのだ。

廉価版である「AR2701 ZEROPOINT-CL」は税抜定価43000円とエントリーグレードの価格帯ながら
合計重量1500gと驚異的な軽さを誇り、同じく27ハイトと万能である事から、
台湾の多くの初心者の「初めての別売りホイール」となっている。

AR2701の販売に成功した後から、カーボンリムの開発にも着手。
33、46、50、88と豊富なハイト数がチューブラーとクリンチャーで用意されている。

日々進化を続けていくCBTのホイールは要注目である。
posted by 石虎山猫 at 15:28| Comment(0) | 日記
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